三分割構図は便利な構図

構図
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商業カメラマンとして15年というキャリアを過ごしてきて、私が一番使う構図は三分割構図というものです。

仕事でもプライベートでも、スチル撮影でもムービー撮影でも、とりあえず、この三分割構図で撮影しておけば間違いありません。それくらい基本的な構図であり、オールマイティに使える万能構図と言っても良いでしょう。

1.三分割構図のポイント

三分割構図は上の画像の様に画面を縦横三分割に分割し、線が交わる部分もしくは線上に被写体を配置する構図となります。

では実際に三分割構図を使った写真をご覧にください。

公園を散歩していて出会った黒猫です、最初は地面に寝っ転がっていたのですが、私の存在に気づいて起き上がったところを撮ったものです。これを三分割構図に当てはめてみると…。

この様な形になります、右側に余白ができて黒猫の視線を誘導しているのと、周りの状況がどうなっているかが分かると思います。

コロナが流行する前にツーリングした時に撮影したものです、菜の花畑とバイクを一緒に撮影したいと思い撮った一枚です。こちらも三分割に構図に当てはめると…

綺麗に咲く菜の花畑も主張させながら、バイクもバランスよく配置できました。

もちろん縦位置でも三分割構図は有効です。

島根県松江市にある松江城で撮影したものです、伸びた右手が持っている棒まで撮影しようと思い、縦位置で撮影しました。

この様に空と銅像がバランスよく配置された構図となりました。

いかがでしょう?

この三分割構図で撮影する際ですが、スマートフォンの画面、もしくはファインダーにガイド線の表示をさせておいて撮影するととても構図が取りやすいので、一度ご自分のスマートフォンやカメラを確認してみてください。

以上の様に三分割構図は、自分が写したい被写体を三分割した線上に置くだけという、とてもシンプルな構図です。本当にマルチにどんなシーンでも使える構図ですので、ぜひ写真撮影の時は使ってみてください。

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