日の丸構図は悪くない、使えば立派な構図です

構図
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日の丸構図が良くないと言われる理由

【単純で簡単だから】

私がカメラマンとして仕事を始めた頃、指導してくれた先輩カメラマンに最初に言われた事

それは…

「日の丸で撮るな」でした。

「なんでですか?」と尋ねたら…

「普通で単純、何の工夫もしないからだ」

と言われました。

昔は日の丸構図は写真構図においては良くないと言われていましたが、私は敢えて日の丸構図で撮影することもあります。

なぜなら、単純だからこそ見ている人に被写体の魅力をダイレクトに伝えられ、一瞬で見る人に写真の主題を伝えられるので便利な構図だからです。

ダメと言われる日の丸構図ですが、上手く使えるようになりましょう、

そうすれば、写真撮影の引き出しが一つ増えることになりますよ。

日の丸構図で撮ってみよう

日の丸構図のガイドイメージは上の図のように画面の中心に被写体を置く構図となります、被写体の大きさは特にすることはありませんが、少し周りの余白を残すと画面に安定感ができて落ちついた印象になります。
また、なるべく背景はシンプルにゴチャゴチャさせない方が被写体をより強く印象づける事ができます。

日の丸構図で撮ってみた

【花を撮ってみる】

実家の庭先で咲いていた花を撮っています。ごめんなさい花の名前はわかりません(笑)よく見ると何かの幼虫でしょうか?虫がいたのでこの様子をダイレクトに見せたかったので、日の丸構図で撮影してみました。

これをガイドラインに合わせてみると…

こんな感じですね、まさしく日の丸!この時に注意したのは、花に注目して欲しかったので背景は他の花がなるべく写っていないところを探して撮影しました。背景がボケているはなるべく被写界深度を…と今はこの説明はしないでおきますね、また後日ボカシの技術は書きますよ、お楽しみに。

【去りゆく猫の背中を撮ってみる】

公園を散歩している途中に黒猫が悠然と道の真ん中を歩いていました。その背中に哀愁と男らしさ(本当は雌かも?)感じたので一枚パチリ。これもガイドラインに合わせると

こんな感じですね、なんか某有名スナイパーが狙っている感じみたいになってしましましたが…、まさしく日の丸構図は被写体を正確に狙うスナイパーのような意識で撮影すれば取れてします気軽な構図なのです。

日の丸構図のまとめ

日の丸構図の魅力はシンプルかつ主役を引き立たせだけでなく、もっとオースドックスな構図です、もし写真を撮って間もないのであれば日の丸構図でどんどん撮影しましょう。そして自分の中でもう少し別の構図を挑戦したいなと思ったら、前に紹介した二分割構図、三分割構図挑戦してみましょう。

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