こんな相談を受けることがあります。
「初めてカメラを買いたいのですけど、一番オススメなのはなんですか？」
私はこう答えてます。
「コンデジだね、特にSONYの初代のRX-100はオススメだよ」
もちろん他にオススメすべきカメラはたくさんあるのですが、私の個人的な感想としてお答えしています。
コンデジといえば今やスマートフォンに押されて、やや元気の無いカメラのジャンルになっていますが、それでも私は最初の一台はコンデジをおすすめしています。
特にSONYの初代RX-100はコスパもよく性能もそれなりに良いカメラとなっていますのでご紹介したいと思います。
SONY RX-100とは
SONY RX-100はCyber-shotシリーズの中でも高級コンデジのジャンルに属するカメラです。
2012年に私がおすすめしている初代のRX-100が発売されて、現在7代目が2019年に発売されています。
大きな特徴としては内蔵されているイメージセンサーが2020万画素の1型センサー（13.2×8.8mm）というコンデジとしては大型のセンサーが搭載されているところです。
スマートフォンや安価なコンデジだとセンサーの大きさは1/2.3サイズ（6.2×4.7mm）の大きさなので単純に2倍のセンサーです。
また、レンズもカールツァイスというドイツの名門レンズメーカーのものが使用されております。
私が初代RX-100をオススメする理由
最新バージョンと基本スペックが変わらないのにリーズナブル
初代RX-100と現在発売されている7代目RX-100では基本的なスペックに関してはさほど変わりがありません。
変わっている部分はISO感度、最高シャッタースピード、連写機能、Wi-Fi機能、そして動画の4K撮影などが７代目の方が優れていますが、レンズは７代目がF2.8-4.5に対し、初代はF1.8-4.9という明るいレンズが使われています。
つまり、レンズだけでいえば初代の方がある意味性能の良いレンズが搭載されています。
他にも7代目にしかない便利な機能が搭載されていますが、7代目が10万円台なのに対し、初代は4万円台と値段に大きな差があります。
もちろん7代目の方が初代より性能は良いですが、他の安価なデジタルカメラに比べてみれば初代RX-100は4万円代で高スペックなカメラと言えるのではないのでしょうか。
そうして考えると、一番最初に購入するカメラとしては候補として有望なものだと言えます。
ボケを楽しめるコンデジ
RX-100はコンデジですがセンサーが大きく、レンズのF値が小さいのでボカした撮影が楽しめることも魅力の一つです。
スマートフォンや通常のコンデジではセンサーが小さく、レンズも被写界深度も深いのでボケをうまく表現しにくいですが、初代RX-100はレンズの最小F値が1.8なので、簡単にボケ写真を撮影できます。
初代RX-100が苦手な事
接写は苦手
初代RX-100はカメラを近づけて撮影するのにはあまり向いていません。
ですので、料理写真などにはあまり向いていません。
望遠撮影にはあまり向かない
広角側はそれなりに広い範囲で撮影ができますが、望遠側はさほどズームができないので、運動会やお遊戯会などで遠くから我が子を撮影する場合などの撮影には向いていないように思います。
Wi-Fiがついてない
現在カメラにはWi-Fiが装備されているものが主流となっていますが、残念ながら初代RX-100にはその機能が装備されていません。
ですので、スマートフォンに画像を送信をするには一度パソコンに取り込んでからスマートフォンに送るということになります。
「え？今どきパソコンいるの？面倒くさい」
なんて、思われる方もいらっしゃると思います。
安心してください、Wi-Fi機能が備わっているSDカードを使えば問題はありません。
これはSDカードがWi-Fiの電波を発し、それをスマートフォンで受信して、インストールしたアプリでダウンロードするというものになっています。
このSDカードを使えば直接スマートフォンに画像をダウンロードすることが可能となります。
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初代RX-100で撮影した写真
私が実際にRX-100をしようして撮影した写真をご覧ください。
2021年の春で生産は中止されている
実は初代RX-100は2021年の春で生産が中止されています。
代替わりがされている中で、発売から9年間も販売されていました。
生産がされていないので新品の購入は難しいかもしれませんが、中古品で市場に流通されているようです。しかしながら、今でも人気商品だからでしょうかお値段は少々高めの状態であるようです。
(下記は中古品となります）
 | 【中古】2020万画素 展示品 SONY製 Cyber-shot DSC-RX100 ブラック 価格:54,446円 |
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