【使うと写真が今より上手くなる】単焦点レンズの魅力を解説します

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最初にカメラを購入するとき、手にするのはズームレンズが多いと思います。

さまざまな画角を楽しみながら写真が撮影できるのはズームレンズの最大の魅力です。

ある程度時間も過ぎ、二本目のレンズが欲しいなと考えるようになったら、ぜひ私は単焦点レンズをおすすめしたいです。

名前は聞いたことがあるけど、ズームレンズと変わらないのでは?

と思われる方もいらっしゃるでしょうが、一度単焦点レンズを使うとその魅力の虜になります。

では、単焦点レンズがどういったものかご紹介していきます。

単焦点レンズとはズーム機能がないレンズ

単焦点レンズとは焦点距離が固定されたレンズで、ズームの機能がありません。

ですので、レンズ自体で画角が変更できないので、自ら動いて被写体の構図を決める必要があります。

そのため、いろいろと考えながら写真を撮影するということが求められてきます。

単焦点レンズの魅力

ズームができないと聞くと不便に聞こえるかもしれませんが、単焦点レンズにはそれに勝る魅力があります。

f値が小さく明るいレンズ

ズームレンズはさまざまな画角に対応するために内部に多くのレンズが組み込まれています、しかし単焦点レンズはその必要がないので、非常にシンプルな構造となっています。

その事が結果的に多くの光を取り込むができるため、f値の開放値を小さく設定することが可能となっています。

f値が小さいとは、つまりボケが綺麗に表現できるレンズであるという側面もあります。

また、内部のレンズが少ないので取り込む光の減光も抑えられ、画質も非常に良い写真が撮影できます。

f値(絞り)に関してはこちらで詳しく説明しております。

とてもコンパクトで軽い

ズームレンズは大きく重たいものが多いですが、単焦点レンズは小さく軽いので持ち運びがとてもラクです。

首からカメラを下げて街を散歩しながら、気楽に写真を撮影するには最適なレンズと言えます。

コスパに優れている

ズームレンズでもf値が小さく明るいレンズは販売されていますが、どれも高価でなかなか手が出しづらいものが多い中で、単焦点レンズは比較的リーズナブルに販売されているものが多いです。

もちろん高価な単焦点レンズはありますが、各メーカーでは安価で手頃なレンズを販売しています。

特に35mmから50mmの焦点距離のものならお値段も2万から4万の間で販売されているので、2本目のレンズが欲しいと思われているなら一度購入を考えてみてもよいです。

写真が上手くなる

単焦点レンズを使うと写真が上手くなります。

これは私の体験談として言える事なのですが、ズームが出来ないため、被写体を観察するクセが身につきました。

限られた画角の中で、いかに良い構図を見つけるかということは非常に重要な事だと言えます。

また、ズームができないので自分自身が動き、撮影のベストポジションを探すことになります。

そうすることで体の中に自然と被写体との距離感、基本の画角が身につくのでスキルアップのきっかけとなります。

最初の単焦点は50mm

私は最初の単焦点レンズとして、50mmをオススメしています。

50mmは人間の普段目にする視覚とほぼ同等と言われています。

一番標準的な焦点距離ですので、汎用性も高く、風景写真からポートレート撮影、また料理写真なども、この50mmがあれば一通り撮影ができますので、まずはこちらから始めてみましょう。

単焦点レンズのデメリット

ズームができない

撮影場所が近寄れない、もしくは周りに動けるスペースが確保できないなどの場合にズームができない単焦点レンズでの撮影は不向きです。

例えば、お子様の入学式や卒業式など席を自由に移動できない場合や、何かのイベントで周りにたくさんの人がいて動けないなど、撮影場所が固定されているような状況ではズームレンズが威力を発揮します。

スナップ撮影には不向き

人の動きが多いスナップ撮影は瞬間的な撮影が必要となるので単焦点レンズには不向きです。

例を挙げれば、結婚披露宴などの新郎新婦の動きが多いイベントや、運動会、スポーツ撮影などは単焦点レンズだと同じ画角でしか撮影ができないので非常にハードルが高いです。

ここはズームレンズを使って、瞬間のシーンを画角を手元で変えながら撮影する方が写真のバリエーションも増え、撮影も楽しく進める事ができます。

単焦点レンズの作例

AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G

1本持っていれば必ず役立つ単焦点レンズ

単焦点レンズを1本持っているだけで、写真の表現方法に一味違ったものを付け加えることができます。

プロでも単焦点レンズの愛好者は非常に多く、物撮りなどは単焦点レンズで撮影している方も多くいます。

もちろんズームレンズを否定しているわけではありません、私も仕事ではズームレンズを多く使用しています。

ですが、1度でも単焦点レンズの画質の良さ、ボケ具合など体験してみてください。

きっとその魅力の虜となると思いますよ。

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